MOD開発ツールの紹介

何を使っているのか聞かれたのでつらつら書いておくよ。


モデリング



Niftools_logo
Nifskope : 無料
Nifの閲覧、編集が可能なツール。
作製したモデルをSkyrim上で正しく動作させるために使うことが多い。ノードの追加やテクスチャの変更が可能で、2.0からはゲーム内に近い環境でモデルを閲覧することができるようになった。
UV編集もある程度は可能だが、素直にモデリングソフトを使うことをお勧めする。

blender-LOGO
Blender : 無料
モデリングツール。ポリゴンモデリングに適している。
よく初心者に勧められるツール。使ってみると分かるがどう考えても初心者向けではない。
3dペイントやスカルプト、モーション作製などなど、これ一つでだいたいのことはできる。しかし、それらの機能が使いやすいかと聞かれれば話は別。それに適したツールを適時使用することをお勧めする。


3d-coat_LOGO
3d-coat : 非商用100ドル、商用400ドル
スカルプト・ペイントソフト。粘土をこねるかのようにモデリング(スカルプト)ができるツール。スカルプトソフトといばzbrushだが、それと比べて値段が安く、steamでも購入できるので入手しやすい。

スカルプトしたものをゲームで使用するためにはリトポロジーというポリゴン数を減らす作業が必要。リトポロジーは時間のかかる作業だが、モデリングにおけるトポロジー(線の流れ)を理解しやすい。トポロジーへの理解はポリゴンモデリング、CKにおけるNavmesh貼りでも生きるので、最初は手作業でリトポロジーをすることをお勧めする。

UV展開/編集はblenderよりも直感的でやりやすい。尖った部分のUV展開にやや難がある感じ。
v4.5からはPBRに対応しており、3Dペイントツールとしても十二分である。



テクスチャ

GIMP_logo

GIMP :無料
画像編集ソフト。機能がそろっており、非常に使い勝手が良い。専用Pluginを導入することでDDSを扱うことできるが、DDS圧縮は他のツールと比べてノイズが気になる。

Paintnet-logo
Paint.NET :無料
画像編集ソフト。シンプルで使いやすい。
DDS対応。DDS変換で生じるノイズは他と比べて小さい。

画像編集ソフトだけでテクスチャを作ることもできるが、それにはある程度の知識と技量が必要となる。
そのためテクスチャを作るメインツールとして画像編集ソフトを初心者に勧めることはできない。

Optimizer Texture :無料
テクスチャの最適化ツール。
BMP、TGAからのDDS圧縮も可能。
DDS圧縮で生じるノイズはGimpほど目立つものではないが、Paint.netよりはやや劣る。

DDSへの圧縮に関しては、Paint.NET≧Optimizer Texture>>>Gimp

Substance_Designer_logo.
Substance Designer : 非商用149ドル、商用590ドル
テクスチャを作るためのビジュアル・プログラミングツール。
視覚的な操作でノード(関数)を組み合わせテクスチャを作ることができる。

試行錯誤がしやすく、使っているうちにテクスチャの構造や種類を自然に理解することが出来るので、テクスチャ作製の経験や知識の無い人にこそお勧めしたい。
これでプロシージャルテクスチャを作れるようになったら一人前。

B2M_logo
Bitmap 2 Material :非商用99ドル、商用149ドル
Substance DesignerのBitmap2Material機能に特化したツール。(機能的にはSD ⊃ B2M)
一つの画像から高品質なノーマル、スペキュラー、アンビエントオクリュージョンなどの各種マップを生成可能。


Substance_painter_logo
Substance Painter : 非商用149ドル、商用590ドル
PBR対応の3Dペイントツール。(3Dモデルに直接ペイントしてテクスチャを作る)
プリセットが豊富で初心者でもとっつきやすく、知識も経験も絵心も無い人でもそこそこのテクスチャを簡単に作ることができる。

作製したSubstanceを読み込んでペイントに使うことができるので、Substance Desingerと合わせて使うことをお勧めする。

動作に高いPCスペックを要求するので、低スペックPCでの運用は無理だと思ったほうがいい。
ミドルスペックのPCでは、1Kでの作業が基本となる。それでも売りの一つであるパーティクル・ベース・ペインティング(ブッカケ)の使用は難しい。


Substance系列は低価格で高機能。非常にコストパフォーマンスが良い。UIも分かりやすく学習に最適である。購入にあたっては、Substance Designer, Bitmap2Material, Substance Paitnerが一まとめになったSubstance Indie Packをお勧めする。が、運用にはある程度のPCスペックが必要であることは念押ししておく。
Substance Indie pack :Steam、セールになることもある
Substance Live Indie pack :公式、要アカウント、分割払い可能で各種Option付き

SubstancePlayer_logo

Substance Player :無料(要アカウント)
Substanceの閲覧ツール。Substance系列は基本的に重いので、ちょっとSubstanceを確認するときに使う。出力も可能。

Substance_Database_logo
Substance DataBase :
1590ドル
1000 以上のSubstanceを含んだパッケージ。有料のリソースパックと言えば分かりやすいか。
ソース付きなので、基本的なビットマップベースからプロシージャルテクスチャの作製まで学び取ることは出来る。

既に十分な素材を持っている人、Substance DesignerでSubstanceを自作できる人には必要ないだろう。値段は非常に高く、これを購入するよりは他のツールに資金を回すことをお勧めする。
買うとするならば半額セール、かつ円高時を狙うべし。

Icon_SubstanceTools
Substance Tools
高品質なネジやボタン、縫い目などが簡単にペイントできるようになるプリセット。バリエーション豊富でデフォルトのものより使い勝手が良い。お勧めはSeam&Stiches(縫い目)、次にボタン類。ネジ類はお好みでいったところ。

オレンジ色はSubstance Paitner用のファイルのみ。
青色はそれに加えてスカルプティングソフトZbrushのIMMブラシ、アルファマップ、Photoshopでノーマルマップを作るプラグインNDO用のテンプレートがセットになっている。Substance Painterしか持っていないのなら青色を買う必要はないだろう。
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コメント

いつか手を出してみたかったがかなり値がはるな....
でもがんばるわありがとう!

Re: No title

Substance DataBaseは半額セールのとき勢いで買ってしまいました。
円安を考慮してなかったので10万円の請求が来たときは声が出ちゃいましたね(´;ω;`)

プロシージャルテクスチャの簡単な図形から写実的な画像を生成していく様は圧巻の一言。プロシージャルテクスチャはそれ自体はもちろんですが、そのソースにはそれ以上に高い価値があります。教材だと思って買うのもありかと思いますが、それでもやっぱ高いですね。せめてテーマ毎にばら売りして欲しかったです。

Bitmap 2 Material(B2M)はSubstance Designer(SD)のB2Mを取り出したものなので最初説明は省いたんですが、買うときにはどんなツールなのかは最低限知って置いた方がよいと考え直したので追記して置きました。

No title

おお…Substance DataBaseまでお持ちでしたか。
プロシージャルテクスチャを自分で作るのも大変なので欲しいんですけど、高いですよね…

No title

Bitmap 2 Material 3 はフリーのテクスチャをタイル状にしたり各種マップを生成するのに便利だということも書いておくといいかも(´・ω・`)
Substance系のソフトだから一応

No title

あああああああ
わざわざ記事にまで上げてくれてありがとうございます!!!
細かい詳細から説明まで・・・!

色々試して頑張って自分の好きな装備MODを作ろうと思います!
本当にここまでしてくれて感謝感謝ですOrz
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